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Japanese Proverb Questions | Meaning and Usage, Basic and Standard Set 1

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Problem 1

「情けは人のためならず」の本来の意味として、最も適切なものはどれか。

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「情けは人のためならず」は、人に情けを掛けておけば、その善意が巡り巡って自分のためにもなるという意味である。「人のためにならない」と解するのは、「ためならず」を「ためにならず」と取り違えた誤解であり、相手の自立を妨げるという意味ではない。

Problem 2

納期が迫る作業で、未検証の近道なら1時間、手順書どおりの方法なら2時間かかる。近道は失敗すると最初からやり直しになるため、担当者は確実な方法を選んだ。この判断を最もよく表すことわざはどれか。

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急いでいても、危険な近道より安全で確実な方法を選ぶ方が、結果として早く目的を達せられるという判断なので「急がば回れ」が適切である。「善は急げ」は、よいと判断したことをためらわず実行する教えであり、危険な手段と確実な手段を比較するこの場面の要点とは異なる。

Problem 3

地域の清掃活動に参加したいと思っていたところ、希望日に空きがあると分かった。予定にも支障がなく、参加を迷う理由はない。この場面で、申し込みを後押しすることわざとして最も適切なものはどれか。

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よいと判断でき、実行を妨げる条件もないことを、ためらわず始める場面なので「善は急げ」が適切である。「石橋を叩いて渡る」は、安全そうな事柄でも念入りに確認する慎重さを表すため、既に支障がないと確認できた善事への着手を促すこの場面とは焦点が違う。

Problem 4

新商品の方針を巡って対立した二つの部署が、話し合いを重ねて役割分担を明確にした。その結果、以前より連携が円滑になった。この経過に最もよく当てはまることわざはどれか。

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対立という悪い出来事を乗り越えた後、役割や連携が以前より強固になったため「雨降って地固まる」が当てはまる。これは問題が起きれば自然に良くなるという意味ではなく、もめごとの後に結束や基盤が強まった結果をいう。「船頭多くして船山に上る」は、指図する人が多くて物事が混乱するたとえである。

Problem 5

なくした入館証を探して、同僚は会議室や受付まで何度も見に行った。しかし、入館証はいつも使っている鞄の内ポケットに入っていた。この出来事を評するのに最も適切なことわざはどれか。

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遠くまで探したのに、答えが普段使う鞄というごく身近な所にあり、かえって見落としていたので「灯台下暗し」が適切である。「木を見て森を見ず」は、細部に気を取られて全体を見失うことを表す。近くの物に気付かないという、この場面の位置関係とは異なる。

Problem 6

経理担当者は、何度も取引している相手への振り込みでも、実行直前に口座名義・金額・請求書番号を照合している。この慎重な姿勢を最もよく表すことわざはどれか。

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慣れた取引で安全に見えても、実行前に条件を一つずつ確認する姿勢は「石橋を叩いて渡る」に当たる。このことわざは、用心を重ねたうえで行動することを表す。「当たって砕けろ」は結果を恐れず実行する態度であり、念入りな安全確認とは対照的である。

Problem 7

出張前、社員はパソコンの故障に備えて、資料を社内の指定保存先にも複製した。まだ故障は起きていない。この行動の目的を表すことわざとして最も適切なものはどれか。

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故障という不測の事態が起きる前に、資料を失わない手立てを用意しているので「転ばぬ先の杖」が適切である。「後悔先に立たず」は、してしまったことを後から悔やんでも取り返せないという教訓であり、この行動のように事前の備えそのものを表す語ではない。

Problem 8

一人で二つの企画コンテストへ同時に応募した人が、限られた準備時間を半分ずつ使ったため、どちらの提案書も完成度が足りず落選した。この結果への戒めとして最も適切なものはどれか。

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二つの目標を同時に追い、力が分散して両方とも達成できなかったため「二兎を追う者は一兎をも得ず」が適切である。「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」は、試行回数を増やせば成功する可能性があるという考え方で、集中不足による共倒れを戒めるこの場面とは方向が異なる。

Problem 9

海外支社へ赴任した社員が、現地では会議の冒頭に参加者全員へ順番にあいさつする習慣があると知った。その習慣は法令や安全上の問題もない。最も適切な対応はどれか。

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異なる文化の土地で、問題のない現地の風習を尊重する対応は「郷に入っては郷に従え」の趣旨に合う。このことわざは、法令や安全を無視して何にでも服従するという意味ではない。「長い物には巻かれろ」は、権力のある者には反抗しない方が得策だという意味で、文化への敬意を表すものではない。

Problem 10

担当者が社外秘の資料を誤って公開した。すぐ削除したが、既に第三者が閲覧した事実まで取り消すことはできない。この不可逆性を最もよく表すことわざはどれか。

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削除などの事後対応はできても、一度公開して閲覧されたという事実を元に戻すことはできないため「覆水盆に返らず」が当てはまる。「禍を転じて福となす」は、災いを利用して良い結果へ変えることを表すが、この問題が問うのは改善の可能性ではなく、既に行ったこと自体は取り消せないという性質である。