問題 1
通常の11人制の試合で、一方のチームは退場と負傷により6人になった。直後にボールがタッチラインを越え、プレーが止まった。
競技規則に基づく主審の対応として適切なものはどれか。
解説を見る
11人制では、各チームに少なくとも7人が必要である。この場面ではプレーが止まった時点で一方が6人しかいないため、その人数のまま再開できない。両チームの人数を人為的にそろえる規定でもなく、相手を減らして条件を満たすものではない。
問題 2
プレーが止まり、交代要員がハーフウェーラインで待っている。交代を告げられた競技者は、まだフィールド内を出口へ歩いている。
通常の交代手続で、交代要員が入場する時点として適切なものはどれか。
解説を見る
交代要員は、プレー停止中に、交代される競技者がフィールドを出た後、主審の合図を受けてハーフウェーラインから入る。交代は交代要員が入場した時点で完了するため、ボード表示だけで先に競技者となるわけではない。
問題 3
タッチライン際を転がるボールを真上から見ると、ボールの大部分はフィールド外にあるが、外周の一部がまだラインの上に重なっている。主審はプレーを止めていない。
このボールの状態として正しいものはどれか。
解説を見る
アウトとなるのは、ボール全体が地上または空中でタッチラインかゴールラインを越えたときである。一部でもラインの上に重なっていれば、中心や接地点が外側に見えても、全体は越えていないのでインプレーのままである。
問題 4
青チームのパスが主審の足に当たった。ボールはフィールド内に残ったが、それまで触れられそうになかった赤チームの競技者へ渡り、保持するチームが変わった。
2026/27競技規則による対応として適切なものはどれか。
解説を見る
審判員に触れたボールが場内に残り、その接触によって保持するチームが変わった場合はプレーを止め、ドロップボールで再開する。審判員への接触が常に停止理由になるわけではないが、この場面は競技規則が定める例外条件に当たる。
問題 5
味方がシュートした瞬間、攻撃者Aは相手ゴール近くのオフサイドポジションにいた。しかしAは動かず、ボールにも相手競技者の視線や動きにも影響しなかった。シュートは枠外へ出た。
Aに対するオフサイドの判定として適切なものはどれか。
解説を見る
オフサイドポジションにいること自体は反則ではない。Aはボールをプレーせず、相手の視線を遮るなどの妨害もせず、こぼれ球から利益も得ていないため、この状況ではオフサイドの反則は成立しない。
問題 6
攻撃側のスローインで、相手守備者よりゴールラインに近い位置にいた味方Aが、投げられたボールを誰も触れないまま直接受けた。
Aがそのままプレーした場合のオフサイド判定として正しいものはどれか。
解説を見る
スローイン、ゴールキック、コーナーキックからボールを直接受けた場合は、オフサイドの反則にならない。この例外は再開方法に基づくもので、スローインの方向や投げ手の足の位置によってオフサイドへ変わるわけではない。
問題 7
主審が片腕を頭上に上げて間接フリーキックを示した。キッカーのシュートは、ほかの競技者に触れず、そのまま相手ゴールへ入った。
正しい判定と再開方法はどれか。
解説を見る
間接フリーキックから直接得点するには、ゴールへ入る前に別の競技者がボールへ触れる必要がある。誰にも触れず相手ゴールへ入った場合は得点にならず、相手チームのゴールキックで再開する。
問題 8
直接フリーキックに対し、守備側4人が肩を並べて壁を作った。攻撃側は、こぼれ球を狙う競技者を壁の50センチメートル前へ立たせようとしている。
ボールがインプレーになるまでに必要な修正はどれか。
解説を見る
守備側が3人以上で壁を作る場合、攻撃側競技者はボールがインプレーになるまで壁から1メートル以上離れなければならない。9.15メートルは原則として相手競技者がボールから取る距離であり、攻撃側に同じ距離を求める規定ではない。
問題 9
ペナルティーキックで、ボールが蹴られる瞬間にゴールキーパーの左足の一部はゴールラインへ触れ、右足はラインより前に出ていた。不当なキッカー妨害はしていない。
足の位置だけを考えた判定として適切なものはどれか。
解説を見る
キックの瞬間、ゴールキーパーは少なくとも片足の一部をゴールラインへ触れさせるか、ラインと同じ位置または後方に置く必要がある。この場面では左足が条件を満たすため、右足が前にあっても、足の位置だけを理由とする違反にはならない。
問題 10
ボールがインプレー中、守備者が自陣ペナルティーエリア内で相手の足を不用意に引っ掛けて倒した。無謀な接触ではなく、決定的な得点機会の阻止にも当たらない。
主審が与える再開方法と懲戒罰の組合せとして適切なものはどれか。
解説を見る
相手を不用意につまずかせる行為は直接フリーキックの対象で、守備側が自陣ペナルティーエリア内で行えばペナルティーキックとなる。不用意な反則そのものにはカードを要しないため、無謀さ、SPA、DOGSOなどがないという条件では懲戒罰を加えない。