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世界遺産クイズ|日本の文化遺産・自然遺産 初級問題

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問題 1

7世紀末から8世紀初頭の建物を含み、中国由来の仏教建築が日本で受容された過程を伝える。

該当する遺産はどれか。

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法隆寺地域には世界最古級の木造建築が残り、中国の仏教建築・伽藍配置が日本文化へ適応した過程を示す。古都奈良とは別の登録資産である。

問題 2

白漆喰の外観を持つが、価値は美しさだけでなく、曲がりくねった通路などの防御設計にもある。

この木造城郭はどれか。

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姫路城は17世紀初頭の日本城郭を代表し、木造建築の美観と高度な防御体系を併せ持つ。白い外観だけを評価した登録ではない。

問題 3

青森・秋田両県にまたがり、人為の影響が少ない森林生態系を保全する。

代表的な樹種はどれか。

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白神山地は東アジアに残る大規模で原生的なブナ林で知られる。古いスギを含む屋久島とは代表植生が異なる。

問題 4

海岸付近の亜熱帯要素から山頂部の冷温帯植生まで、一つの島で大きく移り変わる。

この価値で登録された自然遺産はどれか。

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屋久島では標高差に応じた植生の垂直分布と、古いスギを含む温帯雨林が見られる。海洋島での種分化が中心の小笠原とは異なる。

問題 5

登録名にある『古都京都』を、現在の行政境界だけで読まない。

構成資産が置かれる都市の組合せはどれか。

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古都京都の文化財は京都市、宇治市に加え、滋賀県大津市の延暦寺も含む。京都市だけに収まる登録ではない。

問題 6

豪雪地帯で、大きな屋根裏空間を持つ急勾配の家屋が集落を形づくる。

屋根を急勾配にする環境上の利点はどれか。

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白川郷・五箇山の合掌造りは急勾配の屋根で雪を落ちやすくし、豪雪環境へ適応した。屋根裏は養蚕などにも用いられた。

問題 7

建物を創建当時へ復元せず、1945年の破壊を伝える状態で保存する。

原爆ドームの保存が担う主な意味はどれか。

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原爆ドームは被爆の物的証拠として保存され、核兵器廃絶と恒久平和を訴える象徴である。建築美だけを目的とする保存ではない。

問題 8

海上に立つように見える社殿群を、背後の弥山と前面の海を含む景観として捉える。

評価の要点はどれか。

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厳島神社は海・山・社殿を一体化した景観が、日本の自然観と神道建築を表す。大鳥居一基だけの登録ではない。

問題 9

東大寺などの寺社、平城宮跡、春日山原始林を含む登録資産を考える。

中心となる歴史的時代はどれか。

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古都奈良の文化財は8世紀の首都平城京と、国家形成・仏教文化を示す。法隆寺地域は近隣にあるが別登録である。

問題 10

徳川家康を祭る建築だけに限らず、山岳信仰の景観と複数の宗教施設を含む。

日光の社寺を構成する組合せはどれか。

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日光の社寺は東照宮、二荒山神社、輪王寺を中心とする建築群である。東照宮だけを指す登録名ではない。

問題 11

城跡、御嶽、陵墓などが、島々を結ぶ王国の歴史を伝える。

この遺産が示す政治・文化圏はどれか。

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グスク及び関連遺産群は琉球王国の独自文化と、日本・中国・東南アジアを結ぶ交流を伝える。日本本土の戦国城郭群ではない。

問題 12

寺社だけでなく、山中を結ぶ参詣道そのものも登録資産となっている。

三つの霊場の組合せはどれか。

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紀伊山地の遺産は吉野・大峯、熊野三山、高野山と、それらを結ぶ参詣道からなる。自然崇拝と仏教の融合が重要である。

問題 13

冬の海で形成された流氷が海の生産力を高め、魚類・海鳥・陸上哺乳類へつながる。

この海陸一体の生態系を持つ遺産はどれか。

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知床では流氷に支えられた海洋生態系と陸上生態系が密接につながる。森林だけを独立して評価した遺産ではない。

問題 14

坑道から銀を採る場所だけでなく、精錬地、集落、街道、港までを追跡する。

この登録範囲が示すものはどれか。

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石見銀山は採掘地点だけでなく、精錬、居住、輸送路、積出港まで含み、銀生産システム全体の景観を伝える。

問題 15

池を中心に寺院と山を配置し、死後に往生する理想世界を地上に表そうとした。

平泉の庭園を導いた思想はどれか。

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平泉の寺院・庭園は浄土思想を日本の自然観や神道と融合させ、仏の浄土を景観で表現した。禅宗の枯山水とは目的が異なる。

問題 16

成立以来、大陸と陸続きになったことがなく、隔離された環境で固有種が分化した。

この進化過程で評価される日本の遺産はどれか。

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小笠原諸島は海底火山活動で生じた海洋島で、大陸と接続せず独自の種分化が進んだ。大陸から切り離された大陸島とは異なる。

問題 17

活火山であることは事実だが、登録理由は地質現象そのものを中心としていない。

富士山が文化遺産である主な理由はどれか。

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富士山は長く信仰の対象となり、浮世絵などの芸術へ影響した文化的価値で登録された。自然遺産としての登録ではない。

問題 18

明治初期、海外の機械と専門知識を導入し、養蚕から生糸生産までを革新した。

対象となった産業はどれか。

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富岡製糸場と関連遺産はフランスの技術を導入した生糸生産と養蚕技術の革新を示す。綿紡績や製鉄の施設ではない。

問題 19

複数地域の構成資産を通じ、19世紀後半の急速な工業化を三分野から捉える。

その三分野はどれか。

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明治日本の産業革命遺産は製鉄・製鋼、造船、石炭産業の発展を示す連続資産である。富岡製糸場とは産業分野が異なる。

問題 20

農耕を本格的に採用する以前から、狩猟・採集・漁労を基盤に長期間定住した社会の跡をたどる。

該当する遺産はどれか。

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縄文遺跡群は農耕社会以前の人々が定住し、狩猟・採集・漁労と精神文化を発達させたことを示す。古墳時代の王墓群ではない。