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故事成語クイズ|由来・意味・使い方 第1集

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問題 1

次のうち、「説明に矛盾がある」と判断できるものはどれですか。

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矛盾とは、前後の内容が食い違い、論理的に両立しないことです。同じ条件の部屋について「誰も入れない」と「全員が自由に入れる」は同時に成り立ちません。一方、意見の相違や予定の変更は、事情や時点が異なれば成立するため、それだけでは矛盾とはいえません。

問題 2

完成した報告書は要点が明確でしたが、提出直前に説明と無関係な長文を付け足したため、かえって読みにくくなりました。この付け足しを表す故事成語として最も適切なものはどれですか。

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蛇足は、なくてもよい余分なものや、無益で余計な行為のたとえです。既に明確だった報告書へ無関係な長文を加え、効果を損ねた点に当てはまります。推敲は文章の表現を吟味して練り直すことであり、無関係な内容を付け足すことではありません。

問題 3

「漁夫の利」の使い方として最も適切なものはどれですか。

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漁夫の利は、二者が争っている隙に、第三者が利益を得ることです。値下げ競争をしていた二社とは別の会社が顧客を得た場面が、この三者の構図に一致します。後発企業が自ら技術を磨いて正面から勝つ場合は、二者の争いにつけ込んで利益を得たとはいえません。

問題 4

「推敲してから提出する」という指示に最もよく合う行動はどれですか。

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推敲は、詩や文章の字句・表現を十分に吟味して練り直すことです。読み手への効果を考えて語句や文の順序を見直す行動が該当します。枚数や書式の確認は提出準備にはなりますが、表現をよりよく練る推敲そのものではありません。

問題 5

「その心配は杞憂に終わった」の使い方として最も適切なものはどれですか。

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杞憂は、心配する必要のないことをむやみに心配することです。データは自動保存されていて、結果として心配の根拠がなかった場面に合います。警報、遅延の高い可能性、機器の異音には具体的な根拠があり、備えるべき心配なので杞憂とは限りません。

問題 6

あるサービスは年間付与ポイントを変更し、上半期300点・下半期700点から、上半期700点・下半期300点にしました。利用者は増えたように感じましたが、年間合計は変わりません。この受け止め方に最も近い故事成語はどれですか。

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朝三暮四は、配分など目先の違いにとらわれ、結局は同じ結果になることに気付かないことのたとえです。上半期と下半期の配分だけが入れ替わり、年間合計1000点は変わらないため該当します。本末転倒は、重要な目的と手段などの位置付けを取り違えることであり、同じ総量の配分変更に惑わされることとは異なります。

問題 7

以前、宣伝文を偶然ある時刻に投稿したところ大きな反響がありました。担当者は内容や読者層を分析せず、その時刻に投稿さえすれば毎回成功すると考え、改善をやめました。この姿勢に最も当てはまるものはどれですか。

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株を守って兎を待つとは、一度起きた偶然の幸運が再び起こると期待し、必要な努力や変化を怠ることのたとえです。偶然の成功だけを一般化して分析や改善をやめた姿勢に合います。成功要因を検証して再現可能な方法へ改良するなら、単に幸運の再来を待つこの表現には当たりません。

問題 8

二つの部署で入力ミスを調べると、A部署は100件中25件、B部署は100件中30件でした。基準は100件中5件以下であり、どちらも大幅に超えています。両部署の状態を評する表現として最も適切なものはどれですか。

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五十歩百歩は、程度に多少の差があっても、本質的には大差がないことを表します。25件と30件には差がありますが、許容上限5件をともに大幅に超えているという評価上の本質は同じです。この表現は数値が完全に同一であることを意味するのではなく、程度差を認めたうえで大差がないと評する場合に使います。

問題 9

提案書は調査も構成も十分でしたが、採用によって何が改善するのかを示す結論だけが欠けていました。この状態を表す言い方として最も適切なものはどれですか。

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「画竜点睛を欠く」は、大部分ができていても、完成を決める最後の重要な仕上げが不足している状態を表します。提案の価値を明確にする結論が欠けた場面に適切です。蛇足は完成後の不要な付け足しを指すため、不可欠な要素が不足しているこの場面とは区別されます。

問題 10

「背水の陣」の由来となった陣の構えとして、最も適切な説明はどれですか。

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背水の陣は、背後を川とする陣を敷いて逃げ場をなくし、兵士に決死の覚悟で戦わせた故事に由来します。そこから、退路を断って重要な勝負へ臨むことを表します。複数の退路を確保する構えは安全な撤退策ではありますが、「背水」が表す逃げ場のない状態とは反対です。