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音楽クイズ|リズム・和声・声楽・伝統音楽問題 第2集

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問題 1

ある曲は6/8拍子で、一小節の八分音符六つを「3つ+3つ」にまとめ、指揮では二つの大きな拍として数えている。

この拍子の分類として適切なものはどれか。

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6/8拍子は、八分音符三つ分を一つの主拍とし、一小節に主拍が二つある複合二拍子である。分子が6でも六つの主拍を意味するわけではなく、3/4拍子のような単純三拍子とも拍の分割方法が異なる。

問題 2

4/4拍子の一定の拍を保ったまま、旋律の発音を半拍早め、拍と拍の間に強く感じられる音が続くよう編曲した。

このリズム上の効果を表す用語はどれか。

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一定の拍を保ちながら発音位置をオフビートへずらし、通常弱い位置を目立たせる効果はシンコペーションである。オスティナートは音型の反復、ユニゾンは同じ旋律・音高を重ねることなので、アクセント位置のずれを表す語ではない。

問題 3

ハ長調の楽句の最後に、属和音のGの和音から主和音のCの和音へ進み、明確な終結感を作りたい。

このV-Iの進行による終止はどれか。

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属和音Vから主和音Iへ進んで楽句を閉じる進行は正格終止である。半終止はVで終わるため未完の感覚を残しやすい。なお、完全正格終止と呼ぶには和音の転回形や最高声の音にも追加条件がある。

問題 4

オペラで二人の登場人物が短い言葉を交わし、新しい知らせを観客へ伝えながら物語を先へ進める場面を作る。

話し言葉に近い抑揚でこの場面を歌う書法はどれか。

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レチタティーヴォは自然な話し言葉に近い抑揚をもち、対話で情報を伝えて筋を進める場面に適する。アリアは一般に、劇の進行が一時止まる場面で登場人物の感情を音楽的に掘り下げる独唱であり、今回の目的とは異なる。

問題 5

オーケストラが速度の変わる箇所でばらばらになり、強弱の切替えもそろわなかった。次の合奏では楽譜どおりの変化を保ちたい。

指揮者による改善として最も適切なものはどれか。

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指揮者は拍を示す身振りによって合奏をまとめ、速度変化や強弱、表現の方向を奏者へ伝える。変化の前に準備を示せば、奏者が同じ時点で反応しやすい。各パートが別々の速度を選ぶ方法では、合奏のずれを解消できない。

問題 6

五線上の同じ線に音符を置いた二つの譜例がある。一方はト音記号、もう一方はヘ音記号で、音符の形と長さは同じである。

音部記号の違いによって変わるものはどれか。

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音部記号は、五線の各線と間にどの音高を割り当てるかを定める。同じ位置に同じ形の音符があっても、音部記号が異なれば読む音高は変わり得る。一方、音符の長さは音符の形で読み、音部記号からは決まらない。

問題 7

曲頭の調号に変ロを示すフラットがある。同じ楽句には、高さの異なる二つのシがあり、途中に臨時記号も調号変更もない。

二つのシの演奏として適切なものはどれか。

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調号のフラットは、臨時記号や調号変更がない限り、該当する同名音へオクターブを越えて適用される。したがって二つのシはいずれも変ロとして演奏する。調号記号と同じ高さに記譜された音だけへ作用するわけではない。

問題 8

曲の構成を区分するとA-B-A-C-Aとなり、同じ主部Aが対照的な二つの部分を挟んで繰り返し戻ってくる。

この回帰を基本原理とする形式はどれか。

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ロンド形式は主部Aが何度も回帰し、その間に対照的なエピソードBやCなどが置かれる。ABACAは代表的な配置の一つである。主題と変奏は同じ主題を変化させて並べる形式で、異なる部分の間に主部が回帰する原理とは区別される。

問題 9

アイヌの歌唱記録では、先の組が同じ旋律を歌い終わる前に次の組が少し遅れて歌い始め、さらに別の組が後を追っている。

ウコウクウポポの歌い方を説明したものはどれか。

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ウコウクウポポは、複数の組が同じ旋律へ時間差で入り、追いかけるように歌う輪唱である。全員が同時に始める斉唱とは、声部の入り方と重なり方が異なる。ただし、ウポポの歌い方には地域差がある。

問題 10

一つのアンクルンから出せるのは、あらかじめ定められた一つの音または和音である。四つの異なる音から成る旋律を合奏したい。

この楽器の特徴を生かした練習方法はどれか。

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アンクルンは一本ごとに一つの音または和音を担当するため、旋律では異なる音を受け持つ奏者が正しい順番と時機で鳴らす必要がある。この構造が協力と相互の注意を要する演奏につながり、一本だけで複数の旋律音を出す方法とは異なる。