四字熟語問題|意味・読み・使い方の基礎・標準 第1集
問題 1
「温故知新」の意味として最も適切なものはどれですか。
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「温故知新」は、過去の事柄や学んだ内容を改めて検討し、そこから新しい知識や価値を得ることです。古い方法をそのまま守ることではなく、過去を新たな理解へつなげる点が要です。
問題 2
候補を何度比較しても決められず、締切直前まで結論を先延ばしにする様子を表す四字熟語はどれですか。
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結論を出せずに先延ばしにしているので「優柔不断」が当てはまります。「熟慮断行」は十分に考えたうえで実行することであり、検討後も決断できないこの場面とは異なります。
問題 3
「一石二鳥」の使い方として最も適切なものはどれですか。
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自転車通勤という一つの行為から、交通費の節約と運動不足の解消という二つの利益を得ているため「一石二鳥」です。二人で一つの成果を得ることや、複数の行為を並行すること自体を指す語ではありません。
問題 4
屋外イベントの開始直前に強い雨が降ったため、運営責任者は予定をすぐ変更し、来場者を屋内会場へ案内しました。この対応を表すのに最も適切な四字熟語はどれですか。
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開始直前の天候変化に応じ、その場にふさわしい処置へ切り替えたため「臨機応変」が適切です。「優柔不断」は迷って決断できない様子を表し、状況を見てすぐ変更を決めたこの対応とは異なります。
問題 5
試作と失敗を繰り返しながら適切な方法を探す、という意味の四字熟語を正しく書いたものはどれですか。
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正しい表記は「試行錯誤」です。「試行」は実際に試みることで、失敗も含めた反復の過程を表します。「思考」は考えること、「施行」は法令や計画を実施することなので、この熟語の字には用いません。
問題 6
「起死回生」を用いるのに最も適切な場面はどれですか。
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「起死回生」は、絶望的な状態を一気によい方向へ立て直すことです。倒産寸前から急回復する場面にはこの転換があります。順調な成長や、時間をかけた小幅な上達を表す語ではありません。
問題 7
会議で各部署の担当者が、順番に「この計画は延期すべきだ」と同じ意見を述べました。この様子に当てはまる四字熟語はどれですか。
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異なる人々が口をそろえて同じ意見を述べているので「異口同音」です。「以心伝心」は言葉にしなくても気持ちが通じることですが、この場面では各担当者が実際に発言しています。「同音異義」は語の音と意味の関係です。
問題 8
仲間どうしで励まし競い合い、学問や技量を磨くことを表す四字熟語の標準的な表記はどれですか。
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標準的な表記は「切磋琢磨」です。「琢」は玉を磨くことに関わる字で、学問や技量を磨く意味につながります。「研磨」は意味の近い語ですが、この四字熟語の後半を置き換えることはできません。なお、辞書では「切瑳琢磨」という異表記も認められています。
問題 9
次のうち、「本末転倒」と評するのが最も適切なものはどれですか。
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健康になるという目的のために始めた早起きが、かえって健康を損なっており、目的と手段の重要度が逆転しています。これが「本末転倒」です。計画の比較や優先順位付け、目的を保つための規模調整は、根幹と枝葉の取り違えではありません。
問題 10
選考委員長が「公明正大」な手続きを行ったと評価できるのはどれですか。
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基準を公開して公平に適用し、利害関係も隠さず審査から外しているため、「公明正大」が表す公平さ、私心のなさ、隠し立てのなさに合います。他の手続きは一部が適切でも、利益相反の未申告、情報の特別提供、途中の基準変更のいずれかを含みます。