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四字熟語問題|状況判断・好機・同調・人間関係への適用 標準 第2集

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問題 1

熟練した職人が後輩に「材料の癖を見抜く技術は、長年の経験を通して身に付くもので、わずかな期間では習得できない」と説明した。この考えを表すのに最も適切な四字熟語はどれか。

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「一朝一夕」は、極めて短い期間を表し、多くは「一朝一夕にはできない」のように、短期間での達成が難しいことを示す場面で用いる。長年の経験が必要だと述べるこの場面に合う。「一進一退」は、進歩と後退、または情勢の好転と悪化を繰り返す状態を表し、期間の短さを示す語ではない。

問題 2

若手研究者に、世界的な研究者と一対一で共同実験を行う枠が偶然一つ空き、今後同じ機会があるか分からないという。この機会を表すのに最も適切な四字熟語はどれか。

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めったに巡ってこないうえ、研究者にとって非常に有利な機会なので「千載一遇」が適切である。「一期一会」は、一生に一度かもしれない出会いを大切にする心構えに重点があり、この場面で問われている希少な好機そのものとは焦点が異なる。

問題 3

ある会社で、採用選考に応募した全員が面接前に辞退した。創立以来の採用記録を調べても同じ事例は一度もなかった。この出来事を表すのに最も適切な四字熟語はどれか。

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過去の記録に同じ事例がなく、これまで聞いたことがないほど珍しい出来事なので「前代未聞」が適切である。「異口同音」は、多くの人が同じことを言う、または意見が一致することを表す。応募者全員が辞退したという結果だけでは、同じ意見を述べたことにはならない。

問題 4

次のうち、「自画自賛」と評するのが最も適切な発言はどれか。

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自分で作った案を、外部の評価を受ける前に自分で「最高傑作」とほめているため「自画自賛」に当たる。審査員や同僚が作品を評価するのは他者からの称賛であり、自分で自分をほめるという条件を満たさない。

問題 5

会議の最初の発言者が新商品の発売に賛成すると、他の委員は売上予測もリスク資料も検討せず、「私も同じです」と次々に同調した。この意思決定の問題を表すのに最も適切な四字熟語はどれか。

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委員が自分で根拠を検討せず、先に出た意見へ無批判に従っているため「付和雷同」が適切である。「異口同音」は複数人の発言や意見が一致している状態を表すが、なぜ一致したかまでは示さない。この設問では、判断を放棄した追従が問題の中心である。

問題 6

書類を入れた封筒が見当たらず、誰かが持ち去ったのではないかと疑い始めた社員は、同僚の何気ない視線や廊下の物音まで犯人の手掛かりのように感じた。この心理状態を表す四字熟語はどれか。

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持ち去られたという確かな根拠がないのに、疑いを持ったため無関係な視線や物音まで怪しく感じているので「疑心暗鬼」が適切である。「半信半疑」は、ある情報を信じる気持ちと疑う気持ちが半々である状態であり、疑念が何でもない事柄の受け取り方まで変えるこの場面とは異なる。

問題 7

部長は月曜に「申請は紙で提出」と通知し、火曜に「電子のみ」、木曜には再び「紙のみ」と、新しい事情や理由を示さず手続きを変更した。部下が混乱したこの方針運用を表す四字熟語はどれか。

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方針が短期間に何度も変わって一定せず、現場を混乱させているため「朝令暮改」が適切である。「臨機応変」は、状況の変化に応じて適切な処置を選ぶことを表す。この場面では新しい事情も理由もなく変更を繰り返しており、合理的な柔軟さとはいえない。

問題 8

契約交渉では、価格について合意に近づくと納期の条件で後戻りし、納期を調整すると今度は保証範囲で対立した。少し進んでは戻る交渉の状態を表す四字熟語はどれか。

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合意へ近づく前進と、別の条件による後退を繰り返しているため「一進一退」が適切である。「一喜一憂」は、状況が変わるたびに喜んだり心配したりする感情の動きを表す。この設問が述べているのは交渉の進捗そのものであり、交渉者の感情ではない。

問題 9

研修会で初めて会った二人は、教育に対する考え方や目指す地域活動がよく似ていると分かり、会話が弾んで共同企画を検討することになった。この二人の様子を表す四字熟語はどれか。

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初対面でも互いの考えや気持ちがぴったり合い、親しく話が進んだため「意気投合」が適切である。「以心伝心」は、言葉で説明しなくても気持ちや考えが通じることを表すが、この二人は実際の会話を通じて共通点を知っている。

問題 10

新事業を提案した責任者は、当初の協力部署に撤退され、役員会でも全員から反対され、社外の提携先にも支援を断られた。周囲に味方がいなくなった状況を表す四字熟語はどれか。

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協力部署、役員、提携先のいずれからも支持を得られず、周囲が反対者ばかりになって孤立しているため「四面楚歌」が適切である。単に一人で仕事をしているという意味ではなく、味方を失い、あらゆる方面から反対される点が要である。「順風満帆」は物事が順調に進む様子を表し、正反対である。