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基本情報技術者試験(FE)|科目A ソフトウェア開発・プロジェクト管理問題01

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問題 1

業務システムを複数のモジュールへ分割する。将来、一つの業務規則を変更したときに 他のモジュールへ及ぶ修正をできるだけ少なくしたい。

モジュール設計の方針として最も適切なものはどれか。

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内部の機能的なまとまりである結束性を高め、モジュール間の依存である結合度を低くすると独立性が高まり、変更影響を局所化しやすい。大域変数や他モジュールの内部構造を直接共有すると結合度が高まり、変更時の影響範囲が広がる。

問題 2

次の二つの判定は順に実行され、どちらも入力xを評価する。 if x >= 0 then 処理A endif if x mod 2 = 0 then 処理B endif xは整数とする。各判定について真と偽を少なくとも一度ずつ実行する判定条件網羅を満たしたい。

最小の二つの入力から成るテスト集合として適切なものはどれか。

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x=2では「0以上」と「偶数」がともに真、x=-1では「0以上」と「偶数」がともに偽になるため、二つの判定の真偽を全て実行できる。2と4では両判定が真にしかならず、1と3では最初が真、二番目が偽に固定される。

問題 3

入力仕様は「1以上100以下の整数なら受理し、それ以外の整数は拒否する」である。 同値分析により、下限未満、有効範囲、上限超過の三つの同値クラスから一つずつ代表値を選ぶ。

代表値の組合せとして適切なものはどれか。

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0は下限未満の無効クラス、50は1~100の有効クラス、101は上限超過の無効クラスをそれぞれ代表する。1、50、100は全て有効クラスに属する。境界そのものと直前・直後を重点的に選ぶ境界値分析とは、今回の代表値選択の狙いが異なる。

問題 4

実装前の設計書について、要求との矛盾や記載漏れを早期に検出したい。 レビュー責任者、作成者、記録係などの役割と確認手順を定め、複数人で成果物を精査する。

この活動に最も適する手法はどれか。

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インスペクションは、役割と手順を定めて設計書やコードなどの成果物を精査する静的レビューであり、実行可能なプログラムがなくても欠陥を検出できる。負荷テストや回帰テストはソフトウェアを実行して振る舞いを確認するため、実装前の設計書レビューには合わない。

問題 5

プロジェクトのスコープベースラインが承認された後、利用部門から新しい帳票を追加する変更要求が提出された。 納期と費用への影響はまだ評価していない。

変更管理として適切な対応はどれか。

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承認済みベースラインへの変更は、要求を記録し、スコープ、日程、コスト、品質などへの影響を分析したうえで、CCBなど定められた権限者の承認を得て反映する。先に実装すると、承認済み計画との整合や影響の追跡ができなくなる。

問題 6

スクラムチームがスプリントを終えた。チーム内の連携、使用したツール、作業手順を振り返り、 次のスプリントで試す具体的な改善策を決めたい。

この目的に対応するスクラムイベントはどれか。

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スプリントレトロスペクティブは、直前のスプリントにおける人、相互作用、プロセス、ツールなどを検査し、品質と有効性を高める改善策を計画する。スプリントレビューは成果とプロダクト目標への進捗をステークホルダーと確認し、次に何をするかを適応させる場である。

問題 7

ある時点のEVM指標が、計画価値PV=90、出来高EV=72、実コストAC=80である。 CPI=EV÷AC、SPI=EV÷PVとする。

CPI、SPIとプロジェクト状態の組合せはどれか。

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CPIは72÷80=0.9、SPIは72÷90=0.8である。CPIが1未満なので投入したコストに対する出来高が計画より低く予算超過傾向、SPIも1未満なので計画時点より出来高が少なく予定より遅れている。分母を逆にすると1を超える誤った値になる。

問題 8

リスクAは発生確率20%、発生時損失400万円、リスクBは発生確率50%、発生時損失200万円である。 脅威の優先順位は、発生確率×損失額で求める期待金額価値だけで比較する。

各リスクの期待金額価値と、優先するリスクの組合せはどれか。

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Aは0.2×400万円=80万円、Bは0.5×200万円=100万円である。指定された期待金額価値だけで比べるとBの方が大きいため、Bを優先する。400万円と200万円は発生した場合の損失であり、確率を考慮した期待値ではない。

問題 9

ある作業の所要期間について、楽観値2日、最頻値5日、悲観値14日と見積もった。 PERTの期待所要期間を(楽観値+4×最頻値+悲観値)÷6で求める。

期待所要期間は何日か。

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式へ代入すると(2+4×5+14)÷6=36÷6=6日となる。三つの値の単純平均は7日だが、PERTでは最頻値を4倍して重み付けするため単純平均とは一致しない。

問題 10

開発者が小さな変更を頻繁に共有リポジトリへ統合し、そのたびに自動ビルドと自動テストを実行して、 統合による不具合を早期に検出している。本番環境への配置は別の承認工程で行う。

この開発実践はどれか。

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小さな変更を頻繁に統合し、自動ビルドとテストで早くフィードバックを得る実践は継続的インテグレーション(CI)である。本番配置を別の承認工程で行う条件なので、全ての合格変更を自動的に本番へ配置する継続的デプロイとは異なる。