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基本情報技術者試験(FE)|科目A コンピュータ構成・OS・信頼性問題01

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問題 1

あるCPUで6億個の命令を逐次実行する。平均CPIは1.5、クロック周波数は3GHzであり、入出力待ちなどは考えない。

CPU実行時間は何秒か。

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総クロック数は6億×1.5=9億クロックである。3GHzは1秒間に30億クロックなので、実行時間は9億÷30億=0.3秒となる。0.2秒はCPIを掛けずに命令数だけを周波数で割った場合の値である。

問題 2

5段の命令パイプラインがあり、各段の処理には1クロックを要する。ハザード、分岐、割込みによる停止はなく、100個の命令を連続して投入する。

全命令が完了するまでに必要なクロック数は幾つか。

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最初の命令が5段を通り終えるまでに5クロックを要し、その後は1クロックごとに1命令が完了する。したがって5+(100-1)=104クロックである。500クロックは、パイプラインによる処理の重なりを考えず5×100とした値である。

問題 3

256×2^20ビットのメモリチップだけを使い、総容量1GiBのメモリを構成する。1GiB=1,024MiB、1MiB=2^20バイト、1バイト=8ビットとし、誤り訂正用や予備の領域は考えない。

必要なメモリチップの最小個数は幾つか。

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1GiBは1,024×2^20バイトなので、ビットに直すと8,192×2^20ビットである。1チップは256×2^20ビットだから、8,192÷256=32個が必要になる。8個はビットとバイトを同じ単位として扱った場合に生じる誤りである。

問題 4

CPUのキャッシュへデータを書き込むたびに、同じ内容を主記憶にも書き込む方式を採用する。

この方式の名称と特徴の組合せとして最も適切なものはどれか。

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書込みのたびにキャッシュと主記憶の両方へ反映するのはライトスルー方式である。内容の一致を保ちやすい一方、主記憶への書込み回数が増える。変更されたキャッシュ行を追い出す際などに主記憶へ反映する方式はライトバックである。

問題 5

同じ容量の2TBディスク4台でRAID5を構成する。ホットスペアは置かず、容量はディスクメーカーの表記のまま比較する。

実効容量と、データを失わずに耐えられる同時故障台数の組合せはどれか。

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RAID5は分散パリティに1台分相当の容量を使うため、実効容量は2TB×(4-1)=6TBである。1台の故障なら残りのデータとパリティから復元できるが、同時に2台故障すると復元できない。RAIDは誤削除などに備える独立したバックアップの代わりにはならない。

問題 6

ある修理可能なシステムの平均故障間隔(MTBF)は990時間、平均修復時間(MTTR)は10時間である。定常状態を仮定し、予防保守時間は含めない。

このシステムの稼働率は幾つか。

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稼働率はMTBF÷(MTBF+MTTR)で求めるため、990÷(990+10)=0.99となる。1.00では修復に要する10時間を無視している。0.01は停止時間の割合に相当する。

問題 7

踏切の制御装置で重大な故障を検出したとき、列車や通行者への危険を避けるため、遮断機を閉じて警報を作動させる設計とした。

この設計思想として最も適切なものはどれか。

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故障時に通常の機能継続より安全を優先し、危険が小さい状態へ移すのはフェールセーフである。フールプルーフは誤操作を起こしにくくする考え方、フェールソフトは障害時に機能や性能を縮小しながら処理を継続する考え方である。

問題 8

CPU処理時間がそれぞれA=3、B=4、C=1の三つのタスクが、この順で同時に実行可能待ち行列へ入った。 タイムクウォンタム2のラウンドロビン方式で実行し、切替時間と入出力待ちはない。

タスクが完了する順序はどれか。

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Aを2実行すると残り1で末尾へ、Bを2実行すると残り2で末尾へ回る。次のCは1で完了し、その後Aの残り1、Bの残り2が完了する。したがって完了順はC→A→Bである。ラウンドロビンでは最初のタスクを完了まで占有させない。

問題 9

ページ枠が3個あり、最初は全て空である。ページを1、2、3、1の順に参照した後、ページ4を参照する。 ページ置換えにはLRUを使い、参照のたびにそのページを最近使用したものとして扱う。

ページ4を読み込むために置き換えられるページはどれか。

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1、2、3を読み込んだ後にページ1を再度参照したので、使用時点が最も古いのはページ2である。LRUは最後の参照から最も長く使われていないページを選ぶため、ページ2をページ4と置き換える。最初に読み込んだページ1を機械的に選ぶのはFIFOの考え方である。

問題 10

単一CPUのOSで、実行中のタスクがディスク読込みを要求した。読込みには時間がかかり、後に入出力完了割込みが発生する。

このタスクの代表的な状態遷移として最も適切なものはどれか。

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タスクはディスク読込みの完了まで処理を進められないため、実行状態から待ち状態へ移る。入出力が完了すると実行可能状態へ移り、ディスパッチされるまでCPUの割当てを待つ。完了直後に必ず実行状態へ直接移るわけではない。