教材一覧
日本語

日本地理クイズ|九州・沖縄地方の平野・火山・海岸・島列を読む 第7集

1 / 100.0s

問題 1

福岡県南部の広い平野で、二つの河川を下流へたどり、河口の海域を確認する。

平野・河川・海域の組合せとして正しいものはどれか。

解説を見る

福岡県南部の筑紫平野は筑後川・矢部川の流域に広がり、両河川は県西南側の有明海へ注ぐ。福岡平野は博多湾側、直方平野は遠賀川流域にあるため、平野名と河川・海域を一体で対応させる必要がある。

問題 2

佐賀県の有明海湾奥で、干潮時に広い泥質の干潟が現れる理由を調べる。

干潟の発達を最もよく説明する条件の組合せはどれか。

解説を見る

有明海湾奥では大きな干満差があり、筑後川などが運ぶ細かな土砂に潮汐・潮流が作用して、潟土からなる広大な干潟が発達する。急深な海底や土砂不足は、遠浅で泥質の干潟が広がる条件とは反対である。

問題 3

長崎県南東部の半島を調査すると、中央部に火山地形があり、二つの海域に囲まれていた。

半島・火山・海域の対応として正しいものはどれか。

解説を見る

島原半島は長崎県南東部にあり、雲仙火山の活動によって形づくられた半島で、有明海と橘湾に囲まれる。国東半島は大分県、薩摩・大隅半島は鹿児島県にあり、示された火山と海域の組合せが一致しない。

問題 4

阿蘇地域の模式断面図で、中央の火山群から外側の高まりまでを順に読む。

カルデラの地形要素の並びとして最も適切なものはどれか。

解説を見る

阿蘇カルデラでは中央火口丘群の周囲にカルデラ床が広がり、その外縁をカルデラ壁と外輪山が囲む。カルデラは単一の大きな火口だけではなく、内側の低地と外側の高まりを含む複数の地形要素からなる。

問題 5

大分県東岸を北から南へ船で進み、海岸線の大きな地形を順番に記録する。

記録の並びとして正しいものはどれか。

解説を見る

大分県東岸では、北側の国東半島が瀬戸内海へ突き出し、その南に別府湾が西へ入り込む。さらに南の佐賀関を越えると、豊後水道に面した入り組んだリアス海岸が続く。別府湾を国東半島より北へ置く並びは逆である。

問題 6

宮崎県の大淀川を、上流域の盆地から河口まで地形の変化に沿って下る。

流下順序に合う行程はどれか。

解説を見る

大淀川は都城盆地を北へ流れ、日向山地と鰐塚山地の間の狭い区間を通った後、宮崎平野へ入って日向灘に注ぐ。宮崎平野は下流域であり、都城盆地より先に通るわけではない。

問題 7

南九州に広がる、火山噴出物を主な母材とする台地の起源を調べる。

形成過程として最も適切なものはどれか。

解説を見る

南九州の広いシラス台地は、鹿児島湾奥の姶良カルデラを生じた約3万年前の巨大噴火による火砕流堆積物などが広域を覆って形成された。河川の沖積平野とは、材料も形成作用も異なる。

問題 8

海岸近くから標高の高い山地まで短い距離で登る島を調査すると、亜熱帯的な植生から冷温帯の植生までが順に現れた。島の大部分は花崗岩からなる。

この島と、観察された分布の説明として適切なものはどれか。

解説を見る

条件に当てはまるのは屋久島で、島の大部分が花崗岩からなり、海岸から高山までの大きな標高差を持つ。そのため、低地の亜熱帯的な環境から高地の冷温帯まで、標高に応じた植生の垂直分布が明瞭に見られる。

問題 9

鹿児島県南部から沖縄県の先島諸島まで、南へ延びる島々を広域地図で追う。沖縄県公式資料が便宜上まとめる『琉球諸島』の範囲を用いる。

島列の説明として正しいものはどれか。

解説を見る

ここでいう琉球諸島は、日本列島南端に連なる南北約1200kmの弧状列島で、鹿児島県のトカラ・奄美諸島から沖縄県の沖縄・先島諸島などを含む。県境を越えるため、沖縄県内だけの島列ではない。

問題 10

沖縄本島を北端から南部へ縦断し、地形と表層地質の大きな傾向を比べる。

南北の対照を最も適切に説明したものはどれか。

解説を見る

沖縄本島は大きく見ると山地性の北部と、比較的平坦な中南部に分かれ、中南部には島尻層群や琉球石灰岩が広く分布する。ただし北部の本部半島などにも石灰岩があるため、『北部には石灰岩が全くない』とまで断定してはいけない。