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日本語

漢字の読み問題|遵守・真摯・踏襲と熟字訓 標準・応用 第3集

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問題 1

「業務を委託する場合も、情報管理に関する契約条件を遵守しなければならない。」の「遵守」はどのように読むか。

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規則や法律などに従って守ることを表す「遵守」は「じゅんしゅ」と読む。「遵」の音は「ジュン」であり、「尊重」の音に引かれた「そんしゅ」や、二字目まで濁らせる「じゅんじゅ」ではない。

問題 2

「寄せられた批判を真摯に受け止め、改善策を公表した。」の「真摯」はどのように読むか。

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まじめで熱心に物事へ向き合う様子を表す「真摯」は「しんし」と読む。「摯」の音は「シ」で、濁音を加えた「しんじ」ではない。文中では、批判を誠実に受け止める態度を表している。

問題 3

「新しい大会でも、前年の運営方式を踏襲する方針だ。」の「踏襲」はどのように読むか。

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以前の方針や方法を受け継ぐことを表す「踏襲」は「とうしゅう」と読む。「踏」はこの熟語では音読みの「トウ」を用いるため、訓読みの「ふむ」を混ぜた「ふみしゅう」や「ふしゅう」にはならない。

問題 4

「試験運用の結果を確認しながら、対象地域を漸次拡大する。」の「漸次」はどのように読むか。

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順を追ってしだいに進めることを表す「漸次」は「ぜんじ」と読む。「しばらくの間」を表す「暫時」は「ざんじ」であり、字も意味も異なる。文中では対象地域を段階的に広げることを述べている。

問題 5

「期限だけを優先した拙速な計画では、安全性の検討が不足する。」の「拙速」はどのように読むか。

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速いが出来が十分でないことを表す「拙速」は「せっそく」と読む。「拙」の音「セツ」が後続音の影響で促音化するため、「せつそく」ではない。「稚拙」は「ちせつ」だが、この熟語の読みとは異なる。

問題 6

「海外旅行の前に、銀行のウェブサイトで為替相場を確認した。」の「為替」はどのように読むか。

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通貨の交換や送金決済に関係する「為替」は「かわせ」と読む。一字ずつの音訓をそのまま組み合わせない熟字訓で、常用漢字表の付表に語全体の読みとして掲げられている。「両替」は関連する別語で、読みは「りょうがえ」である。

問題 7

「肌に触れる部分には、吸湿性のある木綿の布が使われている。」の「木綿」はどのように読むか。

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綿の繊維や、その繊維で織った布を表す「木綿」は「もめん」と読む。常用漢字表の付表にある熟字訓で、各字の音を重ねた「もくめん」や、一字ずつ訓読みにした「きわた」ではない。

問題 8

「夏祭りの会場には、色鮮やかな浴衣を着た人が集まった。」の「浴衣」はどのように読むか。

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夏祭りや入浴後などに着る一重の和服「浴衣」は「ゆかた」と読む。語全体に読みを当てる熟字訓として常用漢字表の付表に示されており、「浴」の音読みと「衣」の音読みを重ねた「よくい」ではない。

問題 9

「出張から戻った同僚が、職場に土産を配った。」の「土産」はどのように読むか。

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旅先から持ち帰る品や訪問時の贈り物を表す「土産」は「みやげ」と読む。「土」と「産」を一字ずつ音読みして「どさん」とするのではなく、常用漢字表の付表に語全体の読みが示された熟字訓である。

問題 10

「私は法律の素人なので、契約書は専門家にも確認してもらった。」の「素人」はどのように読むか。

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その分野を職業や専門としていない人を表す「素人」は「しろうと」と読む。常用漢字表の付表に掲げられた熟字訓で、一字ずつ音読みした「そじん」ではない。また「しろと」では、語中の「う」が欠けている。