漢字の読み問題|熟語・熟字訓を文脈で学ぶ 標準・応用 第2集
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問題 1
「新制度には、手続が複雑になるのではないかという懸念がある。」の「懸念」はどのように読むか。
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「懸念」は「けねん」と読み、気に掛かって不安に思うことを表す。「懸」には「懸賞」などで使う「ケン」の音もあるが、「懸念」では「ケ」と読むため、「けんねん」ではない。
問題 2
「返金される金額と次回の請求額を相殺する。」の「相殺」はどのように読むか。
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金額などを差し引いて帳消しにする意味の「相殺」は「そうさい」と読む。「殺」は「殺人」では「サツ」と読むが、「相殺」では「サイ」である。
問題 3
「避難所を示す記号は、地図の凡例で確認できます。」の「凡例」はどのように読むか。
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地図や図表で記号・色分けの意味を説明する「凡例」は「はんれい」と読む。「凡」は「平凡」では「ボン」と読むが、「凡例」では「ハン」と読む。
問題 4
「会議では、担当者が開発の進捗を報告した。」の「進捗」はどのように読むか。
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仕事や計画の進み具合を表す「進捗」は「しんちょく」と読む。「捗」の音は「チョク」であり、旁に「歩」があっても「しんぽ」とは読まない。
問題 5
「検査結果を公開し、製品の安全性に対する不安の払拭に努めた。」の「払拭」はどのように読むか。
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疑いや悪い印象などをすっかり取り除くことを表す「払拭」は「ふっしょく」と読む。「拭」はこの熟語では「ショク」と読み、「払」の後は促音の「っ」になる。
問題 6
「一枚の古文書の発見が、地域史を見直す端緒となった。」の「端緒」はどのように読むか。
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物事の始まりや手掛かりを表す「端緒」は「たんしょ」と読む。「緒」は「情緒」では「チョ」と読むこともあるが、「端緒」では「ショ」である。
問題 7
「雑音を除いたところ、録音された声が明瞭に聞こえた。」の「明瞭」はどのように読むか。
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はっきりしている様子を表す「明瞭」は「めいりょう」と読む。「瞭」の音は「リョウ」であり、「めいろう」や語末の長音を欠く「めいりょ」ではない。
問題 8
「この和菓子店は、江戸時代から続く老舗として知られている。」の「老舗」はどのように読むか。
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代々続き、信用や格式のある店を表す「老舗」は「しにせ」と読む。これは一字ずつの音訓だけでは導きにくい熟字訓で、常用漢字表の付表に語として掲げられている。
問題 9
「五月雨を集めて早し最上川」という句の「五月雨」はどのように読むか。
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「五月雨」は「さみだれ」と読む熟字訓で、常用漢字表の付表にもこの語と読みが掲げられている。字を一字ずつ「ごがつ」「あめ」と読む語ではない。
問題 10
「海女が海に潜り、岩場で貝を採る様子を見学した。」の「海女」はどのように読むか。
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海に潜って貝や海藻などを採る女性を表す「海女」は「あま」と読む。常用漢字表の付表には、同じ読みの「海士」とともに掲げられている。