漢字の読み問題|硫黄・神楽・祝詞と熟字訓 標準・応用 第5集
問題 1
「理科室で、硫黄の標本をルーペで観察した。」の「硫黄」はどのように読むか。
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「硫黄」は「いおう」と読む。常用漢字表の付表に語全体の読みとして示される熟字訓である。「硫」を通常の音読み「リュウ」で読んだ「りゅうおう」や、「黄」を「コウ」とした「りゅうこう」ではない。
問題 2
「一度の失敗で諦めるとは意気地がない、と先輩に励まされた。」の「意気地」はどのように読むか。
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「意気地」は「いくじ」と読む。文字ごとの一般的な音を単純に重ねる読みではなく、常用漢字表の付表に語の形で掲げられている。「いきじ」と読むと、中央の音を取り違える。
問題 3
「雪解け後の森で芽吹く草木に、春の息吹を感じた。」の「息吹」はどのように読むか。
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「息吹」は「いぶき」と読む。「息」の「いき」と「吹く」の「ふき」をそのまま続けた「いきぶき」ではない。春の草木から生命の動きが感じられるという文脈にも合う。
問題 4
「船は港を離れ、青い海原を東へ進んだ。」の「海原」はどのように読むか。
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「海原」は「うなばら」と読み、広々とした海を表す。「海」を単独で読む「うみ」に引かれた「うみはら」や、連濁させない「うなはら」は誤りである。
問題 5
「幼い子どもの養育を任された乳母」の「乳母」を、常用漢字表の付表に示された読みで読むとどれか。
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常用漢字表の付表では「乳母」を「うば」と読む。古典などで別の読みが用いられる場合があるため、この問題は付表に示された読みへ条件を限定している。「にゅうぼ」は二字を音読みした誤りである。
問題 6
「秋祭りでは、神社の拝殿で神楽が奉納された。」の「神楽」はどのように読むか。
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神事で奏する歌舞を表す「神楽」は「かぐら」と読む。「神」を「シン」、「楽」を「ガク」と音読みした「しんがく」ではない。常用漢字表の付表に語全体の読みが示されている。
問題 7
「初めて作ったとは思えない、玄人のような仕上がりだ。」の「玄人」はどのように読むか。
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ある分野に熟達した人を表す「玄人」は「くろうと」と読む。「玄」を「くろ」と読んでも、後半を字ごとに「ひと」とする「くろひと」にはならない。「げんじん」も二字の音読みを重ねた誤読である。
問題 8
「劇場では舞台を見渡せる桟敷の席を予約した。」の「桟敷」はどのように読むか。
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見物のために設けた席などを表す「桟敷」は「さじき」と読む。「さんしき」は二字を音読みに寄せた誤りであり、「さしぎ」は濁音の位置を取り違えている。
問題 9
「神事の始まりに、神職が祝詞を読み上げた。」の「祝詞」はどのように読むか。
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神事で神に申し上げる言葉を表すこの文脈の「祝詞」は「のりと」と読む。「しゅくし」という読みには祝いの言葉という別の用法があるが、神職が神事で読み上げるという条件から「のりと」が一意に定まる。
問題 10
「力士は土俵に上がり、相撲の取組に臨んだ。」の「相撲」はどのように読むか。
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土俵で力士が組み合う競技の「相撲」は「すもう」と読む。二字の一般的な音を重ねた「そうぼく」や「そうもう」ではなく、語全体に対応する読みが常用漢字表の付表に示されている。