漢字の書き取り問題|探す・尋ねる・張るなど同訓字の使い分け 標準 第4集
問題 1
「転居に向けて条件に合う物件を『さがし』、紛失した家の鍵も『さがした』。」の二つの表記として正しい組合せはどれか。
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欲しいものや条件に合うものを求める場合は「探す」、所在の分からない物を求める場合は「捜す」を使う。したがって、物件を「探し」、紛失した鍵を「捜した」となる。対象がまだ決まっていない探索か、特定の紛失物の捜索かが判断の要点である。
問題 2
「受付で寺までの道を『たずね』、教わった道を歩いてその寺を『たずねた』。」の二つの表記として正しい組合せはどれか。
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相手に問い求める場合は「尋ねる」、人や場所をおとずれる場合は「訪ねる」を使う。この文では受付で道を「尋ね」、目的地の寺を「訪ねた」となる。後半は質問ではなく、実際に寺へ足を運んだ文脈である。
問題 3
「彼は列車で終点に『ついた』翌日、新しい支店長の職に『ついた』。」の二つの表記として正しい組合せはどれか。
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目的地へ到達する場合は「着く」、ある職や地位に身を置く場合は「就く」を使う。したがって、列車が終点に「着いた」、彼が支店長の職に「就いた」となる。「付く」は物が接したり、加わったりする意味である。
問題 4
「海を『のぞむ』競技場で、選手たちは決勝戦に『のぞんだ』。」の二つの表記として正しい組合せはどれか。
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遠くから景色を眺められる場合は「望む」、ある場面や事態に直面する場合は「臨む」を使う。この文では海を「望む」競技場で、決勝戦に「臨んだ」となる。試合に勝つことを願う意味ではなく、試合へ向き合ったことが後半の根拠である。
問題 5
「係員は立入禁止区域の周囲にロープを『はり』、入口に案内ポスターを『はった』。」の二つの表記として正しい組合せはどれか。
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ロープなどをぴんと伸ばして渡す場合は「張る」、紙などをのりや接着材で付ける場合は「貼る」を使う。したがって、ロープを「張り」、ポスターを「貼った」となる。二つの表記は設置する物と付け方によって区別できる。
問題 6
「山頂では強い風が『ふき』、遠くの火山は灰色の煙を『ふいて』いた。」の二つの表記として正しい組合せはどれか。
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空気が流れ動く場合は「吹く」、気体や液体などが内部から勢いよく出る場合は「噴く」を使う。この文では風が「吹き」、火山が煙を「噴いて」いたとなる。風の移動と火山からの噴出を区別することが要点である。
問題 7
「箱には番号の違うカードが『まざって』いたが、容器では二色の塗料が均一に『まざって』いた。」の二つの表記として正しい組合せはどれか。
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元の素材を判別できる形で一緒になる場合は「交ざる」、判別できない形で一緒になる場合は「混ざる」を使う。番号で個々を見分けられるカードは「交ざって」、二色が均一になった塗料は「混ざって」が正しい。
問題 8
「選手は試合中にユニフォームが『やぶれ』、決勝では相手チームに『やぶれた』。」の二つの表記として正しい組合せはどれか。
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布などが引き裂かれて損なわれる場合は「破れる」、勝負に負ける場合は「敗れる」を使う。したがって、ユニフォームが「破れ」、決勝で相手チームに「敗れた」となる。同じ選手に起きた出来事でも、物の損傷と競技の敗北では表記が異なる。
問題 9
「参加者は季語についての資料を『よみ』、その季語を使って俳句を『よんだ』。」の二つの表記として正しい組合せはどれか。
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文字や文章の内容を理解する場合は「読む」、和歌や俳句を作る場合は「詠む」を使う。この文では資料を「読み」、俳句を「詠んだ」となる。後半は既存の俳句を音読したのではなく、新たに創作したことが表記の根拠である。
問題 10
「会議では採用案を巡って意見が二つに『わかれ』、終了後は駅で家族と『わかれた』。」の二つの表記として正しい組合せはどれか。
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一つのものが複数に分岐する場合は「分かれる」、人が互いに離れる場合は「別れる」を使う。したがって、意見が二つに「分かれ」、駅で家族と「別れた」となる。意見の分岐と人との別離を区別することが要点である。