リテールマーケティング(販売士)3級|マーチャンダイジング 仕入計画・在庫計数問題02
問題 1
1日当たりの来店客数を80人、客単価を1,500円、年間営業日数を300日と見込む店舗がある。この前提による年間売上計画はいくらか。
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年間売上高は「1日当たり客数×客単価×年間営業日数」で見積もれるため、80×1,500×300=36,000,000円、つまり3,600万円となる。営業日数を掛け忘れると、年間ではなく1日分の売上しか求められない。
問題 2
新店舗の売上計画で、1日当たり客数の予測根拠が「目標売上を達成するために必要な人数」だけになっている。予測を改善する方法として最も適切なものはどれか。
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客数予測は希望的観測ではなく、通行量、商圏、商品の購買頻度など観察可能な根拠に基づける。目標から客数を逆算するだけでは需要の裏付けにならず、開店後は実績との差を検証して予測を更新する必要がある。
問題 3
資金繰りも含めて実行可能な仕入計画を作るため、商品と数量に加えて整理すべき情報として最も適切なものはどれか。
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仕入計画では商品・数量だけでなく、仕入先、仕入金額、原価率、支払時期などを整理する。支払条件まで把握することで、販売計画と必要資金を対応させられる。売場演出や顧客名簿は別の計画事項である。
問題 4
小売店が、商品の所有権を持たず、売れた分に応じて手数料を支払う委託方式で新商品を扱う。取引開始前に特に確認すべき事項はどれか。
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委託方式では小売店が商品を所有しなくても、保管中の破損・紛失への管理責任や、売れ残りを誰がいつ回収するかを明確にする必要がある。所有権がないことは、管理条件の確認が不要という意味ではない。
問題 5
流行の変化が速い季節商品について、仕入先から「通常の2倍を注文すれば単価を10%下げる」と提案された。保管場所にも余裕がない。最も適切な判断はどれか。
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大量仕入には数量割引と品切れ抑制の利点があるが、保管費用、商品回転率の低下、需要変化による売れ残りも増え得る。この商品は流行変化が速く保管制約もあるため、単価だけでなく総費用と販売可能性を比較して数量を決める。
問題 6
発注から納品まで7日かかる商品で、在庫がなくなってから発注するため品切れが続いている。最初に見直す内容として適切なものはどれか。
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リードタイム中にも販売は進むため、納品までの需要を見込み、必要時期から逆算して発注する。現在庫がゼロになってから注文すると、納品まで販売機会を失う。需要や納期の変動が大きい場合は安全在庫も別途検討する。
問題 7
規模の異なる複数の小売店が共同仕入を始める。数量割引や交渉力向上を生かしながら、参加店間の不公平を抑える準備として最も適切なものはどれか。
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共同仕入は注文をまとめることで数量割引、情報集約、交渉力向上が期待できる。一方、店舗規模や需要の差は配分上の摩擦を生みやすいため、数量・費用・在庫責任などのルールを事前に合意することが重要である。
問題 8
売上高基準の棚卸資産回転率で比較すると、商品Aは年間売上高2,400万円・平均在庫高400万円、商品Bは年間売上高2,100万円・平均在庫高700万円である。他の条件が同じとき、在庫効率の見直しを優先すべき商品と理由はどれか。
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売上高基準の回転率は「年間売上高÷平均在庫高」である。Aは2,400÷400=6回、Bは2,100÷700=3回なので、同じ基準ならBの在庫が相対的に滞留している。分子に売上原価を使う定義もあるため、比較時は算定基準を統一する。
問題 9
小売店がGTINを商品マスターへ登録する主な目的として適切なものはどれか。
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GTINは商品・サービスを一意に識別する標準コードで、POSの売上登録だけでなく、受発注、検品、仕分け、棚卸にも利用できる。GTIN自体が価格や在庫数を表すのではなく、商品マスター上の情報へ結び付けて使う。
問題 10
同じブランドの飲料について、500mlの単品と、その飲料を6本まとめた販売単位をそれぞれ取引する。GTINの設定として適切なものはどれか。
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GTINは一つの取引単位に一つ設定する。単品と6本パックは販売単位が異なるため、別々のGTINで識別する。ブランド名が同じでも、サイズ、内容量、包装形態、色、味、販売単位などが異なれば別コードが必要になる。