消費者トラブル対策問題|不正請求・偽通販・契約被害の初動 第2集
問題 1
身に覚えのない請求について、「裁判所からの支払督促」と書かれた封書が届いた。書面記載の電話番号が本物かは分からない。最も適切な初動はどれか。
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通常の架空請求では相手の記載先へ連絡も支払もしませんが、裁判所の支払督促や少額訴訟の呼出状と思われる書類は放置できません。書面を保管し、消費生活センターへ速やかに相談します。連絡先は書面をうのみにせず、裁判所の公式サイトなど独立した経路で確認します。
問題 2
実在する人気ブランドと同じロゴの通販サイトで、通常価格の8割引の商品を見つけた。URLは公式と少し異なり、電話番号がなく、支払方法は銀行振込だけである。購入前の対応として最も適切なものはどれか。
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偽サイトは実在サイトのロゴや商品画像までまねるため、見た目やHTTPS表示だけでは判断できません。公式URLか、電話やメール等の連絡先があるか、極端な安値でないか、支払方法が不自然に限定されていないかなどを照合します。複数の警戒点があるこの場面では、確認できるまで購入・送金を止めます。
問題 3
毎月確認しているクレジットカード明細に、家族にも利用店にも心当たりのない請求を見つけた。対応として最も適切なものはどれか。
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心当たりのない店名や金額は不正利用の可能性があります。家族利用や、明細上の店名が運営会社名になっていないかを確かめつつ、遅らせずカード会社へ申し出ます。カード会社によっては申出期間があり、待つと対応を受けられない場合があります。端末からカードを削除するだけでは調査の申出になりません。
問題 4
通販代金を銀行振込した後、販売者から「欠品なのでコード決済で返金する。送ったQRコードを読み、指示した金額を入力して」と連絡が来た。最も適切な対応はどれか。
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口座振込後に「コード決済でしか返金できない」とQRコードの操作を求めるのは、返金を装って消費者から送金させる手口のおそれがあります。コードを読み込まず、入力や画面共有も止め、消費生活センターや警察へ相談します。コード決済では金額入力が受取ではなく送金操作になる場合があり、試し操作も安全ではありません。
問題 5
ウェブ閲覧中、突然ブラウザが全画面になり、警告音と「ウイルス感染。5分以内に電話し、遠隔操作アプリを入れてプリペイドカードで払え」という表示が出た。最も適切な初動はどれか。
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ウェブ閲覧中に突然ブラウザへ表示され、電話や遠隔操作、支払を急がせる警告はサポート詐欺を疑います。まず画面を閉じ、表示番号へ電話せず、ソフトの導入や契約、支払をしません。遠隔操作ソフト自体が正規でも、相手が正規とは限らない点が重要です。判断できない場合はIPA等の相談窓口を利用します。
問題 6
自宅で貴金属の訪問購入契約を結び、法定書面を昨日受け取った。品物はまだ手元にあり、売ることを考え直している。対象取引に適用除外はないものとする。最も適切な対応はどれか。
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訪問購入では、法定書面を受け取った日から原則8日以内なら、書面または電子メール等の電磁的記録でクーリング・オフできます。さらに、その期間中は消費者が品物の引渡しを拒めます。いったん渡してから交渉する必要はありません。通知メールやフォーム画面などの証拠も保存します。
問題 7
動画配信の無料期間中に利用をやめ、スマートフォンからアプリを削除したが、契約管理画面では解約操作をしていない。翌月の課金を止めるために必要な対応はどれか。
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アプリのアイコン削除やアンインストールは端末上の操作であり、契約の解約ではありません。事業者やアプリストアが定める契約管理画面等で解約し、完了表示や確認メールを確かめます。無料期間後に有料へ移る契約もあるため、その後のカード・キャリア決済明細も確認します。
問題 8
著名人のSNS広告から投資グループへ招待され、「政府公認の証券会社」と登録番号の画像を示されたが、入金先は個人名義口座である。送金前の対応として最も適切なものはどれか。
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登録番号や著名人の画像は偽造・盗用され得るため、金融庁の金融事業者一括検索など公式経路で名称、連絡先、登録を照合します。金融庁は証券会社が個人名義口座を入金先に指定することはないと注意しています。なお、登録が確認できても、業者の信用力や投資利益が保証されるわけではありません。
問題 9
中古で入手した暖房器具の型番が、メーカーのリコール対象と一致した。現在は異音もなく動いている。事故を防ぐ対応として最も適切なものはどれか。
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リコール対象と確認できた製品は、見た目や現在の動作が正常でも直ちに使用を中止します。その上で、事業者の案内に従って回収、交換、修理などの対応を確認します。リコールは事故を未然に防ぐ措置なので、異常や故障が現れるまで待つのは適切ではなく、危険な自己修理も避けます。
問題 10
SNSの副業広告から電話勧誘を受け、「80万円のサポート契約なら月50万円を保証する。消費者金融で今日借りて振り込み、これまでのメッセージは削除して」と迫られた。最も適切な対応はどれか。
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「簡単に高額を稼げる」と断定し、高額契約のための借入と即日送金を迫り、記録削除まで求めるのは重大な警戒点です。返金保証があっても借金の返済義務が自動的に消えるわけではありません。契約・送金を止め、広告、URL、メッセージ、事業者情報を保存し、188へ早く相談します。