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危険物取扱者 乙4|法令の手続・取扱者・事故対応ケース問題

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問題 1

工事現場で、指定数量の1.5倍に当たる灯油を、危険物施設ではない場所に8日間だけ置いて使用する計画である。

消防法上、この計画を実施するための手続として最も適切なものはどれか。

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指定数量以上を危険物施設以外で扱う例外は、所轄消防長または消防署長の承認を受けた10日以内の仮貯蔵・仮取扱いです。 「10日以内」は承認を不要にする条件ではありません。一方、この事例は恒久施設を設ける計画ではないため、仮貯蔵等の承認と施設設置許可を混同しないことが重要です(2026年8月22日時点)。

問題 2

変更許可を受けた危険物施設で配管の変更工事が完了した。変更部分について仮使用の承認は受けていない。

変更した部分の使用を開始できる時点として、正しいものはどれか。

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変更許可は工事を行うための手続であり、完成後の使用を自動的に認めるものではありません。 原則として、市町村長等の完成検査を受け、技術上の基準への適合が認められた後に使用できます。自主検査や後日の定期点検を、法定の完成検査に置き換えることはできません(2026年8月22日時点)。

問題 3

危険物施設の位置・構造・設備は変えず、第三石油類の非水溶性液体を1000リットルから1600リットルへ、 第四石油類を3000リットルから4200リットルへ変更する。指定数量はそれぞれ2000リットルと6000リットルである。

指定数量の倍数と手続の組合せとして、正しいものはどれか。

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変更後の倍数は1600÷2000=0.8と4200÷6000=0.7の合計で1.5です。 位置・構造・設備を変えずに品名、数量または指定数量の倍数を変更する場合は、変更日の10日前までの届出が必要です。 個々が指定数量未満でも倍数は合算し、事後10日以内ではない点にも注意します(2026年8月22日時点)。

問題 4

許可を受けた施設で、免状を持たない従業員がガソリンの取扱作業を行う。

消防法上、この作業を行える体制はどれか。

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無資格者が危険物施設でガソリンを扱うには、ガソリンを取り扱い、立会いのできる甲種または乙種第4類の取扱者が現場で立ち会う必要があります。 乙種第2類は免状の範囲が異なり、丙種は他者の取扱作業へ立ち会えません。電話待機も「立会い」には当たりません(2026年8月22日時点)。

問題 5

第4類だけを扱う、危険物保安監督者の選任が必要な施設で候補者を比較している。

法令上、危険物保安監督者として選任できる候補者はどれか。

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危険物保安監督者は、その施設で扱う危険物を取り扱える甲種または乙種の取扱者で、6か月以上の実務経験を持つ者から選びます。 乙4で8か月の候補者は両条件を満たします。甲種でも3か月では経験不足で、乙2は対象類が異なり、丙種は選任対象ではありません(2026年8月22日時点)。

問題 6

金属製の運搬容器に入れたガソリン100リットルを、荷台に積んで車両で運ぶ。ガソリンの指定数量は200リットルで、ほかの危険物は積まない。

消防法令上の運搬規制について、最も適切な説明はどれか。

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危険物の運搬では、指定数量未満でも運搬容器や積載方法などの基準を守ります。 一方、車両の標識と適応する消火設備は、指定数量以上を運搬する場合の追加基準です。 指定数量は「それ未満なら危険物として自由に運べる」という境界ではありません(2026年8月22日時点)。

問題 7

移動タンク貯蔵所でガソリンを移送する。運転者は危険物取扱者ではないが、乙種第4類の取扱者が同乗できる。

消防法上の人的要件を満たす方法はどれか。

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移動タンク貯蔵所による危険物の「移送」では、対象危険物を取り扱える危険物取扱者を乗車させ、その取扱者は免状を携帯しなければなりません。 免状の写しを営業所に置くことや出発時だけの立会いでは足りず、自動車の運転資格と危険物取扱者の要件は別です(2026年8月22日時点)。

問題 8

危険物施設で配管から油が漏れ、床面へ広がり始めた。安全に操作できる遮断弁と流出防止資機材があり、従業員が複数いる。

法令上の初動として最も適切なものはどれか。

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施設の所有者、管理者または占有者には、流出の継続と拡散を防ぎ、流出物を除去するなどの応急措置を直ちに講じる義務があります。 また、事故を発見した者には直ちに消防署等へ通報する義務があります。原因調査や社内承認を終えるまで、どちらかを遅らせる考え方は不適切です(2026年8月22日時点)。

問題 9

定期点検の対象となる危険物施設で、設備に詳しい無資格の保守担当者へ点検作業を担当させたい。

原則的な点検体制・周期・記録保存の組合せとして、正しいものはどれか。

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定期点検は原則年1回以上で、記録は原則3年間保存します。危険物取扱者または危険物施設保安員が実施するほか、危険物取扱者が立ち会えば無資格者も点検できます。 「取扱者本人しか点検できない」わけではありませんが、無資格者だけに任せることもできません(2026年8月22日時点)。

問題 10

ある許可施設は、政令上の定期点検対象には該当しない。日常確認で設備の腐食が見つかったが、管理者は「定期点検対象外だから次の行政検査まで使い続けられる」と判断した。

この判断に対する法令上の評価として、正しいものはどれか。

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定期点検義務は政令で指定された施設に課されますが、施設の所有者、管理者または占有者が位置・構造・設備を技術上の基準に適合するよう維持する義務は別に定められています。 したがって、定期点検の対象外であることを、確認済みの腐食を放置する理由にはできません(2026年8月22日時点)。