リテールマーケティング(販売士)3級|販売・経営管理 財務指標・労務対応問題02
問題 1
ある店舗の月間売上高は800万円、売上原価は560万円だった。この月の売上高総利益率はいくらか。
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売上総利益は800万円-560万円=240万円である。売上高総利益率は売上総利益÷売上高×100なので、240万円÷800万円×100=30%となる。70%は売上原価率であり、売上高総利益率ではない。
問題 2
ある店舗の売上総利益が240万円、販売費及び一般管理費が180万円だった。営業利益はいくらか。
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営業利益は売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いて求めるため、240万円-180万円=60万円である。240万円は販管費を差し引く前の売上総利益である。
問題 3
店長が従業員の日ごとの実労働時間を把握する方法として、原則に最も適合するものはどれか。
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使用者は労働日ごとの始業・終業時刻を確認して記録し、原則として現認またはタイムカード、ICカード、パソコン使用時間などの客観的記録を基礎にする。予定シフトや売上時刻は実際に働いた時刻そのものではなく、客観的記録にも打刻漏れなどがあれば確認が必要である。
問題 4
ある店舗の月間固定費は120万円、限界利益率は30%で、固定費と限界利益率は売上高にかかわらず一定とする。損益分岐点売上高はいくらか。
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損益分岐点売上高は固定費÷限界利益率で求める。したがって120万円÷0.30=400万円である。この売上高では限界利益120万円が固定費120万円と等しくなり、利益はゼロとなる。
問題 5
ある店舗の月間固定費は120万円、限界利益率は30%である。固定費と限界利益率が一定のまま月間60万円の利益を得るには、売上高はいくら必要か。
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目標利益を得るための必要売上高は、(固定費+目標利益)÷限界利益率で求める。(120万円+60万円)÷0.30=600万円である。損益分岐点売上高400万円へ60万円をそのまま足しても、売上の全額が利益になるわけではないため正しくない。
問題 6
資金繰り表で、今月の現金支出を120万円と予算化していたが、実績は150万円だった。この結果への対応として最も適切なものはどれか。
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現金支出の実績は予算を150万円-120万円=30万円上回っている。資金繰り表の予実差異は、支払時期のずれ、一時的支出、継続的な費用増などの原因を確認し、今後の現金不足を避けるために見通しを更新する材料となる。
問題 7
変形労働時間制などの例外を用いず、繁忙期に従業員へ法定労働時間を超える時間外労働をさせる予定である。店舗側が事前に行う対応として最も適切なものはどれか。
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法定労働時間を超える時間外労働や法定休日労働をさせる場合は、あらかじめ過半数代表者等と36協定を締結し、労働基準監督署へ届け出る必要がある。届出後も協定の範囲、法令上の上限、割増賃金、労働契約や就業規則などを守らなければならない。
問題 8
法定の年次有給休暇を12日付与された従業員が、付与日から10か月の時点で自ら3日を請求して取得している。計画年休はなく、残る2か月で他の取得予定もない。使用者の対応として最も適切なものはどれか。
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年10日以上の法定年休を付与された労働者には、付与日から1年以内に計5日を取得させる必要がある。本人が既に3日取得しているので、その3日は5日から控除され、残り2日の確保が必要である。使用者が時季を指定する場合は本人の意見を聴き、尊重するよう努める。
問題 9
視覚障害のある顧客が、売場で複数商品の表示内容を読み上げて違いを説明してほしいと店員へ申し出た。業務に過重な負担を生じない状況での対応として最も適切なものはどれか。
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障害のある人から社会的な障壁を取り除く対応を求められた場合、事業者は負担が重すぎない範囲で個別状況に応じた方法を検討する。必要な情報を本人との対話で確認し、表示を読み上げる対応は、本人の選択を支える合理的な方法になり得る。一律拒否や店員による商品の押し付けは適切でない。
問題 10
掛売りの法人顧客が増え、帳簿上の利益は出ている。一方、仕入代金は30日後に支払うのに対し、売掛金の回収は60日後で、手元資金が不足し始めた。最も適切な対応はどれか。
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利益は売上と費用の差であり、支払日に使える現金と同じではない。売掛金の回収が仕入代金の支払いより遅いと、その間の運転資金が必要になる。回収・支払時期を資金繰り表へ反映し、不足が起きる前に条件交渉や資金調達などを検討することが重要である。