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類義語・同音異義語問題|日程・法令・調査・連携の語彙使い分け 第4集

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問題 1

屋外大会の規程には、「予定日に雨が降れば翌日に移し、翌日も雨ならさらに翌日へ、晴れて開催できる日まで一日ずつ日程を移す」とある。この扱いを最も具体的に表す語はどれか。

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順延は、予定していた期日を一日ずつなど順繰りに先へ延ばすことを表す。この規程は、開催日を一度だけ別日に変更するのではなく、天候に応じて翌日へ順々に移すため「順延」が最も具体的である。「延期」も広くは予定を先へ延ばすことだが、順繰りに移すという方法までは表さない。「延長」は開催時間や期間を長くする場合に用いる。

問題 2

市議会で成立し、既に公布された条例が、附則に定められた4月1日から効力を持ち始める。この「効力を持ち始める」を表す語として、最も適切なものはどれか。

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法令の効力を現実に発生させることを「施行」という。条例は既に公に知らせる「公布」を終えており、4月1日に効力が生じるため「施行」が適切である。「施工」は工事を行うことを表す。「実施」は試験や計画などを実際に行う場合に広く使うが、法令の効力発生を表す語としては「施行」が明確である。

問題 3

広報担当者は、地域イベントの取材記事と写真を編集し、来月発行する会報に載せて読者へ紹介することにした。この行為を表す語として、最も適切なものはどれか。

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掲載は、新聞や雑誌などの媒体に文章や写真を載せることを表す。記事と写真を会報に載せて読者へ見せる今回の行為に合う。「記載」は申請書などへ必要事項を書き記すことに重点があり、「掲示」は掲示板などに掲げて人に見せることを中心に表す。「登録」は名簿や制度へ所定の情報を加えることである。

問題 4

複数の自治体が作る相談支援チームは、設置手続と人員配置を先月までに終えた。今月、相談窓口を開き、初めて支援活動を開始した。今月の出来事を表す語として、最も適切なものはどれか。

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発足は、組織や機構が設けられ、実際の活動を始めることを表す。このチームは設置の準備を既に終え、今月から相談業務を始めたため「発足」が最も適切である。「設立」は組織を新たに設けることに焦点があり、ここで問われている活動開始とは焦点が異なる。「発案」は案を初めて考え出すこと、「改組」は組織の構成を改めることである。

問題 5

監査担当者は、既に提出された200ページの契約書と添付明細を一行ずつ照合し、金額、期日、条件の食い違いがないか細部まで調べた。この作業を表す語として、最も適切なものはどれか。

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精査は、既にある資料や対象を細部まで詳しく調べることを表す。契約書と明細を一行ずつ照合する作業なので「精査」が合う。「探査」は未知の資源や対象を探り調べる場合、「踏査」は現地へ出向いて実地に調べる場合に中心的に用いる。「探索」は所在の分からないものなどを探し求めることであり、提出済み資料の詳細確認とは異なる。

問題 6

発表者は、色の見え方が異なる人にもグラフを読み取れるよう、色だけでなく模様と文字でも系列を区別できる資料に直した。このような聴衆への心遣いを表す語として、最も適切なものはどれか。

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配慮は、相手や周囲の事情を考えて心を配ることを表す。色だけに頼らず模様と文字も加える変更は、見え方の違いによる負担を減らす具体的な心遣いなので「配慮」が適切である。「遠慮」は自分の言動を控えること、「忖度」は他人の心中を推し量ることに重点がある。今回は推測だけでなく、読みやすさを高める行動まで行っている。

問題 7

退院後の患者を支えるため、病院と自治体は定例会で状況を共有し、医療相談と生活支援の担当を分け、変化があれば互いにすぐ連絡することにした。この関係を最も端的に表す語はどれか。

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連携は、複数の人や組織が互いに連絡を取り、協力して物事を行うことを表す。病院と自治体は情報共有、役割分担、継続的な連絡を組み合わせて支援するため「連携」が最も合う。「同調」は他者の意見や調子に合わせること、「協賛」は計画に賛成して援助することを表す。「後援」は事業などを背後から援助することで、両者が連絡し合って役割を担う今回の関係とは異なる。

問題 8

技術者は大量の障害ログを時刻、機器、処理段階に分け、各要素の関係を統計的に調べて、障害が起きる仕組みを明らかにした。この一連の作業を表す語として、最も適切なものはどれか。

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解析は、事物を構成要素に分けて理論的に詳しく調べ、本質や仕組みを明らかにすることを表す。ログを複数の要素へ分け、関係を統計的に調べて障害の仕組みを突き止めたため「解析」が適切である。「検索」は条件に合う情報を探す段階にとどまり、「解釈」は得られた情報の意味を理解することに重点がある。「解説」は分かった内容を他者へ説明する行為である。

問題 9

Aでは、長く横ばいだった商品の注文数が一週間で3倍になり、現場の対応が追い付かないほど変化した。Bでは、処理手順の改善後、作業は混乱なく一定の調子を保ちながら、従来より速く完了へ進むようになった。AとBに当てはまる語の組合せとして、最も適切なものはどれか。

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急激は変化が急で激しいこと、急速は物事の進み方が非常に速いことに重点がある。Aは短期間で注文数が大幅に変わり、対応が追い付かないほど激しいため「急激」が合う。Bは混乱や激しさではなく、完了へ向かう速度が高まったことが中心なので「急速」が合う。両語は置き換えられる文脈もあるが、この設問では激しさと進行速度を明示して区別している。

問題 10

博物館は、寄贈された古文書について、専門家に紙質、墨、筆跡を調べてもらい、本物かどうかと作られた年代を判定してもらった。この専門的な判断を表す語として、最も適切なものはどれか。

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鑑定は、専門知識を用いて書画、骨董、資料などの真贋や良否、年代、価値などを判定することを表す。紙質、墨、筆跡から古文書の真贋と年代を判断するため「鑑定」が適切である。「識別」は違いを見分ける広い語で、専門的な真贋判断までは必ずしも含まない。「検品」は品物の品質や数量を検査すること、「選別」は一定の基準で分けて選ぶことである。